government of the people, by the people, for the people も Hear no evil, see no evil, speak no evil. も TOEICスローガンも3のテクニック

Hear no evil, see no evil, speak no evil. かの有名な government of the people, by the people, for the people の 3のテクニック で TOEIC スローガン。

English sayings speak volumes about English.
英語の諺(ことわざ)は英語を大いに語る

Hear no evil, see no evil, speak no evil.
(見ざる、聞かざる、言わざる)

In a world where religious fanaticism can be identical with terrorism and suicide can be, as in the case of suicide bombings, synonymous with homicide, not seeing or hearing any evil is anything but easy. Still, it is within our power to speak no evil.
(宗教的熱狂がテロであり、自殺が自爆テロのように殺人でありえる世にあって、見ざる聞かざるは容易ならざること。それでも言わざるは実行できることですね。)

目、耳、口を手でふさいだ「三猿」の置物つきで「見ざる、聞かざる、言わざる」の「3ざる」とくれば、猿はニッポンザルで、諺の原作者はニッポン人と思ってしまいますが、原産地は古代オリエントのようですね。この東洋の知恵の「3ざる」は西洋にも輸出され、英語の知恵――表現テクニック――でめかしこんだのがこの no evil の3つ揃え。その知恵の名は「3のテクニック」、かの有名なリンカンの government of the people, by the people, for the people と同じ3つの手法――1. 同語句(no evil、the people)「3」反復 2. 並列(parataxis)3. 漸層法(climax)――を併用するパワフルな3のテクニック。

「人の批判を恐れず、自ら信ずることを言動で表せ」と直接言わずに、3のテクニックで反語的に表現したのは以下。

To avoid criticism, do nothing, say nothing, be nothing. (批判されたくなかったら、何もせず、何も言わず、何てことない人でいることだ。)

Elbert Hubbard

同一の否定語(no evil、nothing)の「3」反復、接続詞(ここではand)を使わない並列構造、並列した3語句の3つ目を一番重くする漸層法仕立―と造りは全く同じと見えて、一味違うのが be nothing の構造。補語 nothing は「取るに足らない人」の意で肯定語、つまり be nothing は肯定文、nothing = not anything(Do nothing. = Don't do anything. / Say nothing. = Don't say anything.)のイコール関係から Be nothing. → *Don't be anything. と変形することはできません。同一語(nothing)の「3」反復でも、実は同一の否定語(nothing)ではないこの nothing のすり替えトリックは something(なかなかのもの)。

TOEIC なるもの、英語教育家の目で見ると、それ自体は有益ながら、過大評価と「TOEIC 対策」過熱で英語学習を英語習得の本道からそらし、学習者を表層的近視眼的英語学習に駆り立てる大きなマイナス面のため、両刃の剣――TOEIC はふだん着(テスト勉強なしの平素の実力)で受けるテスト、以下は TOEIC 受験の英語教育スローガン、表現の切れ味は「3」のトリック。

TOEIC はふだん着で!

Take the TOEIC test as it is. Take the TOEIC test for what it is. No need to be dressed to the nines to take the TOEIC test.
(ありのままにTOEICを受けとれ。ありのままにTOEICを受けとれ。おめかししてTOEICを受ける必要なし。)

take the TOEIC test が3度、同じ take the TOEIC test でも「TOEICを受ける」三度目の正直は最後の take the TOEIC test。

同語句を繰り返し3度使う「3のテクニック」は表現テクニックの大物、人類の激動期に歴史の大舞台で見事に大役を果たしていますね。歴史を創った大事件を刻んだ名言を創った「3」の魅·威·魔力を検証してみましょう。

1863年 南北戦争 アメリカ大統領 Abraham Lincoln

…we here highly resolve…that government of the people, by the people, for the people, shall not perish from the earth. (…ここに、人民の、人民による、人民のための政治をこの地上より消滅させずと固く決意する。)

1942年 第2次世界大戦 イギリス首相 Winston Churchill

Now this is not the end. It is not even the beginning of the end. But it is, perhaps, the end of the beginning. (さてこれが戦争の結末ではありません。終結の始まりでさえありません。しかし、たぶんこれは序盤戦の終わりでありましょう。)

2001年 同時多発テロ アメリカ大統領 George W. Bush

We will not tire, we will not falter and we will not fail. (私達はたゆまない、私達はくじけない、私達はしくじらない。)

the people が3度、the end が3度、we will not が3度――単純に見えても、英語の技法は奥深いもの、例えば government of the people, by the people, for the people の3前置詞句の語順が 1. や 2. であったらどうでしょうか。

  1. government by the people, of the people, for the people
  2. government for the people, of the people, by the people

数学的組み合わせなら6通りの並べ方が可能ですよ。同じ語順でも and 入りだったらどうでしょうか。

  1. government of the people, by the people and for the people

リンカンは「3のテクニック」に「漸層法」と「並列」を併用、3つの手法が手と手と手をつないだ相乗効果がこの地上より消滅することのない「3人民」のアピール力――同様にチャーチルもブッシュも他の表現技法を併用、暗い背景の中で三者三様に鮮やかに咲かせた大輪の「3のテクニック」。

戦時でも平時でも、記事でも小説でも、政治でも商業でも、この「3」の attraction(引力)は引っ張り凧。

Go! Go! Go!
As far as English and your English go,
going TM is the way to go.  TMシステムでいくのが正解です。

Go! を3回、go(現在形)、going(動名詞)、to go(to不定詞)とバリエーションをつけて再度 go を3回――これは私が発明した和·英文一体成形コピー、TMは私が創始した文·技法一体英語学習教育。

TMシステム(The Thorough Mastering System)
英語の文法と技法の全容を実際的に深く、深く実際的に教えきる初の英語習熟教育。

と、「英語、ことわざ10選-3. Hear no evil, see no evil, speak no evil.」はめでたし、めでたし、めでたしで、締め括ったのではありますが、2022年2月、ヨーロッパで激震、世の中は再び激動の時代に突入。

されど、「3のテクニック」の座は不動、再び歴史を刻む、不滅の「3」の登場です。以下はTIMEの記事からの1パラグラフ。

On the sixth day of the invasion, Zelensky delivered a speech via video link to the European Parliament. “Do prove that you are with us,” he implored through an interpreter, who seemed to choke back tears while translating the President's words. “Do prove that you will not let us go. Do prove that you indeed are Europeans, and then life will win over death, and light will win over darkness.” As one observer noted, it was as if Charlie Chaplin had morphed into Winston Churchill. (ロシア軍侵攻の6日目、ゼレンスキーはビデオ通信でヨーロッパ議会に演説をした。「あなたたちが、わたしたちの味方である証を立てたまえ。」と彼は、涙をぐっとこらえて大統領の言葉を翻訳している様子の通訳を介して嘆願した。「あなたたちは、わたしたちが滅びゆくままにしておかない証を立てたまえ。あなたたちは、誠にヨーロッパ人である証を立てたまえ。さらば、命は死に打ち勝ち、光は闇に打ち勝たん。」。演説を見ていた一人が述べたように、それはあたかもチャーリー·チャップリンがウィンストン·チャーチルに変わったかのようであった。)

出典:TIME2022年3月14日、21日合併号 p.33

国家存亡の危機にウクライナ大統領が訴えたのは3のマジックのアピール力――強調の助動詞 do を冠した prove を命令文で、つまり、それ自体が強調の座である文頭で Do prove 3度はど迫力。

2022年 ロシア·ウクライナ戦争 ウクライナ大統領 Volodymyr Zelensky

Do prove that you are with us. Do prove that you will not let us go. Do prove that you indeed are Europeans, and then life will win over death, and light will win over darkness. (あなたたちが、わたしたちの味方である証を立てたまえ。あなたたちは、わたしたちが滅びゆくままにしておかない証を立てたまえ。あなたたちは、誠にヨーロッパ人である証を立てたまえ。さらば、命は死に打ち勝ち、光は闇に打ち勝たん。)

このゼレンスキー大統領演説の絶大な効果と成果を TIME は次のように報じています。

He also galvanized the world's democracies in ways that seemed unthinkable just a week before. (また、彼はつい1週間前には考えられなかったようなやり方で世界の民主国家を一気に奮い立たせた。)

3度の Do prove は心の琴線(heartstrings)に触れ、震わし、共鳴させる魂の叫び、魂の震動(soul vibration)ですね。私は以下の1センテンスを想起したものです。

Words saturated with sincerity, conviction, faith, and intuition are like highly explosive vibration bombs, which, when set off, shatter the rocks of difficulties and create the change desired. (真摯、確信、信念、直感で充満した言葉はすごい爆発力のバイブレーション爆弾のようなものであり、爆発させると、苦境なる岩を粉砕し、望む変化を生じせしめるのです。)

出典:Paramahansa Yogananda著 Scientific Healing Affirmations

とにかく、ウクライナ大統領ゼレンスキーの Do prove、Do prove、Do prove は3のマジック(同語句を短い間隔で繰り返し3度使う反復手法)の絶大なパワーを、確かに立証したわけです。

Zelensky's threefold “Do prove” did prove the tremendous power
of the magic of three.
ゼレンスキーの3重の「Do prove」は、確かに
3のマジックのとてつもないパワーを立証した。

時代を超え、国境を越え、言語の違いを超え、3のマジックは働くもの――と言うことで、日本の「3」といきましょう。

[問]
日本の3のマジックと言えば、何?

日本の「3」は南北戦争、第2次世界大戦、ロシア·ウクライナ戦争の激戦、激動の「3」ならず、日本三景の一つの風光明媚な松島を詠んだ俳句なる純和風詩の日本一の俳人の3のマジック。

松島や ああ松島や 松島や
松尾 芭蕉

この季語のない無季俳句は、芭蕉の作でなく、江戸時代の狂歌師田原坊が、松島を売り込む、今風に言えば、キャッチコピーとして作ったとの説も有力ながら、3節 5·7·5の各節に「松島」を配置し3のマジックで季語を除去した斬新な作風はいかにも芭蕉らしい。それに松尾と松島は「松」で相性もよい。

英語の技法を俳句に持ち込むという発想も斬新――山は富士、花は桜、日本の春は桜、桜、「桜」でやってみましょう。

桜さく 桜道々 ああ桜
遠藤 緯己

もし万一、この俳句が有名になるなら、それは3のマジック、を含む3技法の成果。

「桜」が3度、「桜さく」の口調がよいのは「さくら」と「さく」の韻、3つ目の技法は位置強調――実のところ、5·7·5の3節構成の俳句は位置強調技法を応用活用するかっこうのお膳立てになっているのです。

英語の目で俳句の3節を見ると、以下2通りの文構成で解釈できます。

  • ① 3節構成の1センテンス。
  • ② 3節3センテンス構成の1パラグラフ(もっとも、詩の場合は paragraph に相当するものを stanza(連)といいますが)。

位置強調(emphasis by position)とは、センテンスの文頭、文末、パラグラフの冒頭、終りは位置的に強調されるということですが、実際は、この強調の座を活用することで発揮される強調効果です。

例えば、以下の a. 文で強調の座に位置している文頭 I、文末 English、あるいは a whole lot better at English が自動的に強調されるというわけではありません。

  1. I want you to fully understand that you can make the choice to be a whole lot better at English.
    (英語がずっと、ずっとできるようになることを、あなたは選ぶことができるのだということを十分理解して欲しいのです。)

位置強調は、強調の座を際立たせることで発揮される位置的強調効果なのです。例えば以下の b. 文。

  1. With the TM System now in place, I want you to fully understand this: that you can make the choice to be a whole lot better at English.
    (TMシステムのある今、私はあなたに次のことを十分理解していただきたい—あなたは、英語がずっと、ずっとできるようになることを選択することができる。)

コンマで区切られた文頭の前置詞句 With the TM System now in place は際立ち強調されます。コロンで区切られた文末 that 節(this の同格語)that you can make the choice to be a whole lot better at English は強調されます。

しかし、この機会に、ここで強調したいことは、これまで折々強調してきた「英語は文法プラス技法のことば」「英文法の中核は変形、英技法の中核は変形テクニック」です。

[問]
a. 文を位置強調を応用した強調構文(emphatic construction)に変形しなさい。

変形(transformation)とは、意味が変わらず形態が変わることです。

TMシステムで「what 型強調構文」と呼ぶ強調構文は位置強調をを活用する強調技法で、位置強調を応用する数々の変形テクニック(表現効果を高めるために変形を利用する表現技法)の1つ―― what 型強調構文で、a. 文は文頭(what 節)、文末(that 節)が際立つ3文節の c. 文に様変わり。

  1. I want you to fully understand that you can make the choice to be a whole lot better at English.
  2. What I want you to fully understand is that you can make the choice to be a whole lot better at English.
    (私が十分理解して欲しいのは、英語がずっとずっとできるようになるのはあなたの選択次第であるということです。)
文 頭:
What I want you to fully understand
文中央:
is
文 末:
that you can make the choice to be a whole lot better at English

c. 文の「文中央」はまさに文の中央というわけではありませんが、動詞 is 1語で文中央も際立ち、中央に活が入り、文全体が強調効果を発揮します。

TMシステムでは文中央の「活」を「中央効果」と呼びますが、ここで、中央効果入りの3文節で位置強調の実験をしてみましょう。

  1. The key to success is will power.
    (成功の鍵は意志力である。)
  2. The key to success is your will power.

d. と e. を比較すると、e. の方がいい感じなのは、is の左右の釣り合いが e. の方がよいからです。

中央効果入りの3文節文は、一般論として、「活」を支点とした左右の釣り合いがとれているほど、つまり、左右の重さ(つまり、長さ)が同じであるほど表現効果は高くなります。

そこで、活入り3文節の e. 文の文末にもう1語 own をほうり込み、e. → f. と展開。

  1. The key to success is your own will power.
    (成功の鍵はあなた自身の意志力である。)
文 頭:
The key to success (4語)
文中央:
is
文 末:
your own will power (4語)

f. 文が d. 文よりアピール力のある e. 文よりアピール力があるのは、文頭4語、15字、文末4語、16字でほぼぴったり左右の釣り合いがとれた美しい造りになっているからです。

ここで、位置強調の「実験」から「実習」に移りましょう。

[問]
「成功者である鍵は意志力である。」という文意の g. 文の文末部分を補い、3文節 g. 文を完成しなさい。
  1. The key to being a success is

文頭4語 The key to success(成功の鍵)が文頭6語 The key to being a success(成功者である鍵)に変わりましたので、文頭、文末の釣り合いを保ち続けるためには文末もそれに見合った重みをつける必要があります。

  1. The key to being a success is the power of your own will.
文 頭:
The key to being a success (6語、21字)
文中央:
is
文 末:
the power of your own will (6語、21字)

文頭と文末は語数も文字数もぴったり同じで、文頭·末の釣り合いは完璧――このばっちりバランスのとれた1センテンスの強いアピール力は位置強調パワーです。

以上のごとく、例えば位置強調(TMシステム入門講座 Unit 4 の学習テーマ)を、「実際的に深く、深く実際的」に学習するのが「文法プラス技法」のTMシステムの英語学習です。

桜さく 桜道々 ああ桜

この俳句を並列(parataxis)構造の1センテンスと見れば、俳句の3節は以下となります。

文 頭:
桜さく (漢字1字、ひらがな2字)
文中央:
桜道々 (漢字3字)
文 末:
ああ桜 (漢字1字、ひらがな2字)

以下4つの位置強調技法となります。

  • ① 3節の文頭と文末はいずれも漢字1字を含む3字できちんと釣り合い、位置的に強調される。
  • ② すでに強調されている文頭の頭も文末の尾も桜で「桜」が強く強調されることで文頭·末がさらに強調される。
  • ③ 漢字3字「桜道々」は文頭、文末を際立たせると同時に、文中央の存在感を強め、中央効果を発揮する。
  • ④ ① ② ③ の相乗効果で俳句の装いの3節全体が強いアピール力を発揮する。

日本語は漢字、ひらがな、カタカナの3タイプの文字を有する非常にユニークなことば故、3タイプの文字で表情を出すのも和文ライティングの基本技法――「桜咲く」とせずに、「桜」が目立つ「桜さく」も技法レベル。

「わたしたち」を私は常に「私たち」、僕はいつも「わたし達」、俺は何が何でも「私達」という方々は、ちょっと頭の固い日本人ですね。

私は Bush の「We will not」の反復では、 We が反復後の1つであるので漢字で重たく「私達」と表現しましたが、Zelensky では「あなたたち」とのコントラストで全部ひらがなの「わたしたち」と表現しました。

英文ライティングの基本技法としては、we と will と not は we will not、we'll not、we won't の3表現――したがって、反復語が「We will not」「We'll not」「We won't」の3つの3のマジックが可能です。

  1. We will not tire, we will not falter and we will not fail.(原文)
  2. We'll not tire, w'll not falter and we'll not fail.
  3. We won't tire, we won't falter and we won't fail.

さらに、not に力を込めた、not だけを反復する3のマジックの手法もアピール力があります。

  1. We will not tire, not falter and not fail.

not より強い never でいくのも一考に値する選択肢、その場合は、never の位置は will の後、will の前、文頭の3ポジション、will の前、文頭は never の強調の座、倒置(inversion)を伴う文頭が never の最も強いポジション。

  1. We will never tire, we will never falter and we will never fail.
  2. We never will tire, we never will falter and we never will fail.
  3. Never will we tire, never will we falter and never will we fail.

never の後の小ぶりの動詞 tire、fail は少々貧弱になってしまいますので、never でいくなら強調のポジションの m.、n. になります。

あるいは、won't ever(not ever = never)で l. の欠点を補い、かつ never の意味をさらに強くするのも一考。

  1. We won't ever tire, we won't ever falter and we won't ever fail.

3のマジックは働かなくなりますが、3節目を漸層法(climax)でぐんと強めた nor will we fail で締め括るのも一考。

  1. We will not tire, we will not falter, nor will we fail.

3のマジックの活用だけで少なくとも7パターン――これが英語のライティング、短縮形や位置強調を応用するライティングの基本技法だけでこの複雑さ、George W. Bush は少なくとも7つの3のマジックの選択肢から We will not tire, we will not falter and we will not fail. を選んだのだと、英文ライティングに対する理解を深めておきましょう。

英文ライティングは「英文を作る能力」と「英文を選ぶ能力」の2つの能力を必要とします。

文脈を含め、実際の英文環境の中で最も適した英文を選択することができるためには、TMシステムで「英語の3感覚」(「高レベル英語学習」の「英語のライティング、ライティングで英語」のページ参照)と呼ぶ「構造感覚」「表現感覚」「文法感覚」を必要とします。

ライティング教育はプロの領域です。英文法に滅法弱く、英技法完全無知のノンネィティブがライティング力という最高度の英語力をモノにするなら、プロ英語教育TMシステムのプロ英語学習で英文法と英技法に滅法強くなり、同時に英語の3感覚を磨いていくことを必要とします。

My fellow Americans, tire not, falter not, fail not.
(アメリカ国民のみなさん、たゆむなかれ、くじけるなかれ、しくじるなかれ。)

上文は George W. Bush のもう1つの選択肢、反復語が not 1語の3のマジック、not を動詞の後に置く古文調の否定命令文が並列して3つ――否定命令文を形成しうる最低語数の2語で not の3のマジック、このパワフルな3のマジックで Bush さんが演説を締め括っていたら、そのインパクトは絶大、後の後までマジックは働き続けたことでしょうね。

さて、3文節文 tire not, falter not, fail not は何かに似ていませんか。かの桜俳句と。

tire not,falter not,fail not
桜さく桜道々ああ桜
反復語:
1語 not、1語 桜
3文節:
各2語、各3字
文 頭:
2語7字、3字
文中央:
2語9字、漢字3語
文 末:
2語7字、3字

文頭、文末が同じ重さで、文中央が文頭·末より重い中央効果――技法づくしの純英語と純日本の俳句ながら、似てます、そっくりですね、酷似してますよ、位置強調を働かせた3文節文3のマジックに国境、時代、言語の隔てなし。

桜さく 桜道々 ああ桜

日本人に桜を売り込む必要はありません。

日本人に売り込む必要があるのは文法プラス技法の英語、つまり、本物の英語と文法プラス技法の英語学習、つまり、本物の英語学習、つまり、プロ英語教育TMシステムのプロ英語学習。

英語は、文法の奥も深く、技法の奥も深い文法プラス技法の奥深いことば、誰から英語を学ぶかで決定的な違いが、プロとアマでは学習成果に文字通り雲泥の差が生じます。

Now that the TM System is in place,
the choice to make yourself a whole lot
better at English is yours to make.
TMシステムのある今は、
英語がぐんと得意になることを
選ぶのは、あなたなのです。

 ^^ Back to Top

どだい、土台が違う

木造平屋建ての土台でビルは建てられない。3階ビルの土台に30階高層ビルは建たない。英語ができるといっても、いわば平屋の英語力と、いわば高層ビルの英語力の違いがある。

どこまで英語力を伸ばせるか。
どこまで実力が積み上がるか、
それは、土台で決まる。

世に、ネイティブ級ライティング力の超高層英語力を
現実に実現できる英語教育は、TMシステムあるのみ。

TMシステム
(The Thorough Mastering System)
英語の文法と技法の全容を実際的に深く、
深く実際的に教えきる初の英語習熟教育。

重たい英語学習を避けるなら、
どこまでも、どこまでも、どこまでも
軽い英語力でいくしかない。
深い英語学習を避けるなら、
いつまでも、いつまでも、いつまでも
理解の大不足のままでいるしかない。