英 語 で 開 眼 !
a friend of mine があなたの親友になる時
The moment you look at English with both eyes of yours is when a friend of mine becomes a dear friend of yours.
- [問]
- 「私の一番の親友」を3通りに英訳しなさい。
– 続く –
The stage is set for the most effective English education ever to take the lead and to lead you to the goal of mastering English.
プロは「習得」と言いきる。
アマは「上達」と口ごもる。
アマでいくなら、選択肢はあり余るほどある。
プロでいくなら、ここに、TMシステムがある。
1つの問、1つの引用文から始める。
つまり、英語教育で英語をマスターした人がいるのか?例えば、大学の英語科、英文科の4年間で英語をマスターできた人が1人でもいるのか?マスターの目安はそれ相当のライティング力(ネイティブが読んでネイティブが書いたとしか思えないレベルのライティング)。
つまり、今日これまでの英語教育は「上達」の一助となっても、「習得」の決め手となるのかという問である。
government of the people, by the people, for the people ほど有名ではないが、相当に有名なリンカンの次の言がある。
It is true that you may fool all the people some of the time; you can even fool some of the people all the time; but you can't fool all of the people all the time. (確かに、すべての国民をある期間だませるだろうし、一部の国民をずっとだまし続けることをもできるが、すべての国民をずっとだましおおせるものではない。)
最後の節の否定語 can't は all の前に位置しているが、ここでは部分否定ではなく、a. は b. の意味である。
まず、限りある学習時間で着実確実に英語をマスターできる英語学習を「プロ英語学習」と定義し、プロ英語学習を提供する教育を「プロ英語教育」と定義する。
次に、英語教育の第一義を、つまり英語教育はなんのためにあるのか、英語教育の原点を確認する。
もちろん「教えなければ学べないこと」の中身は学習者の習得レベルで変わるが、今日これまでのアマ英語教育にあっては「教えなかったから、学ばなかった」「教えることができなかったから、学ぶことができなかった」ことがうんと沢山ある。
だから、プロ英語教育が教えねばならないことは山積している。例えば、大学には英語の句読法を教える講座がないから、句読法はそっくりプロ英語教育が引き受けることになる。ある程度の独習は可能であるが、そうせざるを得ない現状であるが、英語の句読法をマスターするためには、もっとも重要な4つの句読、コンマ(,)、セミコロン(;)、コロン(:)、ピリオド(.)の相対原理(TMシステムでは「句読の第1原理」)から学び始める必要があり、そのためにはプロの教えが必要である。
例えば、
文法関係の参考書として1953年出版以来ロングセラーを続ける江川泰一郎著『英文法解説』の「はしがき」に以下の記載がある。
「この間高校生はもちろん,短大・大学の学生諸君,高校・大学の英語の先生方,それに一般社会人など,実に様々な人々に読まれてきた。」
つまり、『英文法解説』は「高校生」「学生諸君」「先生方」「一般社会人」の英文法の知識源として久しく権威の座に君臨してきたということである。
この権威の書によると強調の助動詞 do の用法は以下の3つである。(pp. 488–489)。
(1)の do は d.文の do believe の do、(2)の do は d.文の do think の do。
(3)の「命令文 + do」の用例としては、歴史を刻んだ、歴史に残ること間違いなしの、英語、ことわざ10選-3. Hear no evil, see no evil, speak no evil.」で引用したウクライナ大統領 Volodymyr Zelensky の名言がある。
Do prove that you are with us. Do prove that you will not let us go. Do prove that you indeed are Europeans, and then life will win over death, and light will win over darkness. (あなたたちが、わたしたちの味方である証を立てたまえ。あなたたちは、わたしたちが滅びゆくままにしておかない証を立てたまえ。あなたたちは、誠にヨーロッパ人である証を立てたまえ。さらば、命は死に打ち勝ち、光は闇に打ち勝たん。)
「(2)単に肯定の意味を強調する場合」によると問2は問い間違いになる。ノンネイティブの英文法学者は文法書しか読まないから、本に書いていないことは知らない。しかし、英語の自然界では、強調の助動詞 do は否定の意味を強調する場合にも使い、その変形技法は確立している。だから、『英文法解説』の解説が間違っていることになる。
権威の書『英文法解説』に誤りが見つかるのだろうか?とあなたは思うだろうが、実に多くの誤りが見つかる。
「高校生」はもちろん「学生諸君」も「先生方」も「不定詞 = to不定詞」と思いこんでいるのは、同書の著者が「to不定詞」と記載すべきところを統一的に「不定詞」と記載したことに原因している。あなたは信じられないだろうが You can't believe it. の believe も Believe it or not, this is the case.(信じようと信じまいと、これは事実である。)の Believe も不定詞なのである。
文法学者が不定詞と to不定詞を混同する、こんな初歩的誤りを犯すとはおよそ信じがたいことである。 This, however, is the case with A NEW GUIDE TO ENGLISH GRAMMAR clad in the mantle of authority.
助動詞 shall の用例として以下の英文(p.219)が載っている。
Thou shall love thy neighbors as thyself.(おのれを愛するごとく隣人を愛せ)
この有名な、聖書を読んだことのない人でも知っているキリストの教えは欽定訳聖書(1611年)からの引用ということになるのだろうが、2箇所間違っている。
1つは複数 neighbors でなく単数 neighbor、もう1つは shall ではなくshalt。
主語 thou を受ける動詞、助動詞は固有の語形を有し、*Thou shall ではなく Thou shalt になり、正しい引用文は以下となる。
Thou shalt love thy neighbor as thyself.(Mark 12:31)
ちなみに、今日の主格 you は単(あなた)複(あなたがた)同形であるが、古くは単数主格は thou、複数主格は ye。
問題は、著者はなぜ短いたった1センテンスの引用を間違い非文法を犯し得たのか?ということより、なぜこの文法書の非文法が1991年の改訂(1953年初版)の際に訂正されなかったのか?なぜロングセラー『英文法解説』にあるまじき非文法 shall を著者や出版社に知らせた「先生方」が一人もいなかったのか?という日本の英語教育界の「質」「体質」にある。
なるほど、今日これまでの英語教育が今日これまでアマ英語教育であり続けてきたわけである。
2作のロングセラーでアマ英語教育を検証できる。「高レベル英語学習」の以下の2ページがアマ英語教育を実証する。
あなたは d.文の near impossible は nearly impossible の誤り、文尾 anything but は anything but impossible の impossible が脱落したケアレスミスと思うかも。
この near(ほとんど)は副詞で、文法では near impossible は nearly impossible と同じだが、おしゃれな表現――文法プラス技法の英語は almost/nearly impossible プラス near impossible、all but impossible、next to impossible の三つ揃えの装いとなっている。
文尾 anything but はTMシステムで「反復省略強調」と呼ぶ技法――ただし、この反復省略強調の anything but は必ず文の最後に位置づけるという条件つき。
しかし、その前にあなたは省略される前の anything but impossible、つまり「anything but + 形容詞」の形態を疑問に思うだろう。
なぜ前置詞 but の後に形容詞がくるのか? anything but と同義 far from の場合は、動名詞 being 省略で「far from + 形容詞」が生成する。
しかし、本には書いてないが、前置詞 but は動名詞を目的語にとらないから、g. は非文法になり、e. → f. 同様 g. → h. と単純に解説するわけにはいかない。
また、そもそも前置詞 from の目的語として機能する動名詞句(名詞句)を形成する動名詞 being をなぜ省略できるのか?どう文法論理が通るのか?
ということになり、「英語教育は、教えなければ学べないことを教えるためにある。」(英語教育の第一義)ということになる。
あなたはこの問に面食らうだろう。現在分詞句を強調できるなど夢想だに思わなかっただろう。現在分詞句を強調するという発想が頭に浮かんだことは1度もないだろう。
しかし英語には、現在分詞句を強調する技法が2つある。
「強調構文」と言われて唯一思い当たるのは、以下のような、TMシステムで「it型強調構文」と呼ぶタイプ。
アマ英語教育では「強調構文 = it型強調構文」なんて単純な等式になっているが、英語には40以上の強調構文があり、現在分詞句を強調する場合はTMシステムで「what型強調構文」と呼ぶタイプを使う。
名詞補語を強調する技法はいろいろあるが、it型強調構文を使うと l.文のように非文法になる可能性がある。
なぜ非文法なのか?その理由は全く意外なところにある。
名詞補語は「名詞単数形」「名詞複数形」「a/an + 名詞単数形」「the + 名詞単数形」「the + 名詞複数形」の5形態――この中には、純粋な文法論理では it型強調構文で強調できる形態もあるが、名詞補語は it型強調構文で強調しないのが無難。
ここまでヒントが出ているのにピンとこないのは、冠詞の用法に関してあることを学んでいないからであり、そのことを「先生方」が教えられなかったからであり、なぜ教えられなかったのかと言えば、その「先生方」が「高校生」や「学生諸君」であった時、教えてくれた「先生方」がいなかったからである。
だから、「英語教育は、教えなければ学べないことを教えるためにある。」のである。
ここで、「限りある学習時間で着実確実に英語をマスターできる」ようにするプロ英語学習をデモンストレーションしよう。
m. n. の意味を1つにすると「この私たちの世界」「私たちのこの世界」で英語は二重所有格 (double possessive)の o.。
二重所有格とは「名詞句 + of + 独立所有格」の形態のこと。
二重所有格で表現しないのなら、関係代名詞節が this world を修飾する p.。
p. は形容詞節を含む名詞句であるから p. も問5の答になる。
p. の our world を独立所有格(absolute possessive)に変形すると q. が生成する。
二重所有格の代表は a friend of mine(私の友人)――と言うのも、文法界で a friend of mine を例として数々の文法学者が二重所有格を論じてきた経緯があるからだ。
中でも華々しいのは伝統文法(traditional grammar)の大御所ヘンリー・スィート(Henry Sweet)とオットー・イェスペルセン(Otto Jespersen)のいわば「我が友 a friend of mine の戦い」。
スィートの論は a friend of mine は a friend of my friends で one of my friends(私の友人の1人)の意、つまり of の用法は「部分(out of)」。
イェスペルセンの論は of の用法は「同格」、その論拠は次の2つ。
「同格」の of とは、「A=B」のイコール関係にある2つの名詞句A、Bから1つの名詞句 A of B を形成する of の用法である。
例えば、「the city = Kyoto」である the city of Kyoto(京都市)、「the year = 2024」である the year of 2024(2024年)。three of us(私たちの中の3人)の of は「部分」であるのに対し、「the three = us」である the three of us(私たち3人)の of は「同格」。
「同格」of の a friend of mine は「a friend = mine(my friend)」で a friend who is my friend(私の友である友)の意。
「我が友 a friend of mine の戦い」の勝者は、もちろんイェスペルセン。TMシステムでも a friend of mine の of の用法は、もちろん「同格」。
私は、論より証明、以下のごとく8段階で a friend of mine の of が「同格」であることを立証する。
a friend of mine の of が同格であることの立証:
a friend of mine の『英文法解説』の「解説」は以下の通り。
「(3) a friend of mine はいわゆる二重属格(Double Genitive)の代表で,その発生に関しては学者の間で異論があった語法である。常識的には ‘one of my friends’ と解すればよい。そうすると that long nose of his(あの彼の高い鼻)は ‘that long nose of his noses’ となって,人間の化け物ができるという議論もあるが,これは ‘that long nose that he has’ と考えよう(Close, Reference, p. 125)。
要するに,これらの語法は「冠詞・(代)名詞の所有格・指示代名詞・その他(any,some,no)は2つ並置できない」という英語の語順の原則の縛りがあるために生じたもので,a my friend と言わずに a friend of mine と言うのは,some these books が不可能で some of these books となるのと同じである。
a friend of mine と my friend の間における「不定」と「特定」の相違は,大まかに言うと a book と the book の相違に相当すると考えてよい。」
属格(genitive)は古風な所有格で、二重属格(double genitive)は二重所有格のこと。
「解説」に係る6つの問題点:
結論として、a friend of mine に係る『英文法解説』の「解説」はその全部が誤り、ということになる。
a friend of mine があなたの親友になる時
The moment you look at English with both eyes of yours is when a friend of mine becomes a dear friend of yours.
– 続く –
あなたが母国語日本語で発揮している言語能力の3分の1しか英語では発揮できていないとすれば、1年でできることが3年かかることになり、5分の1なら5年かかることになり、10分の1以下なら10年以上かかるというより、何年英語をやっても英語習得の日は決してやってこない。
畢竟、英語をマスターできるか否かは、母国語日本語習得で鍛えたあなたの言語能力を、あなたが英語でも全的に働かせることができるかどうかにかかっている。
言語能力というあなたの「実力」が英語で全的に働き出すようになるためには、まず、なによりもあなたの言語能力が英語なる言語がいかなる言語であるのか、本質的に、根本的に理解する必要がある。
通常、努力不足が意味することは学習時間の不足である。
しかし、そも、外国語をモノにするということは、学習時間の大不足にもかかわらず、それでも外国語をマスターするということである。
英語学習が英語力向上、実力向上、実力増大に直結していくためには、英語学習がきちんと積み上がっていかねばならない。
英語学習がきちんと積み上がるためには、英語学習がシステム化していなければならない。
英語学習をシステム化できるためには、文法プラス技法のことばである英語の全体像を100%完璧に把握していなければならない。
「学習の積み上げによる実力の積み上げ」「英語学習のシステム化」「英語の全体像把握」——これが、英語を確実にマスターできる英語学習の3原理であり、ここに、プロとアマの英語教育の決定的違いがある。
プロ英語学習は、どこから始める必要もどこで終わる必然もない、どこまでも間延びする甘々英語学習とは違う。
システム化している英語学習には、入口がある。TMシステムという名のプロ英語学習&教育の入口は、「ここが英語入学の正門です」のTMシステム入門講座である。
The TM System is not just a step forward, not just even a giant step; it's a quantum leap toward the goal of English education: to enable every sincere and serious learner to master English.
英語習得を実現するプロ英語学習をシステム化したTMシステムを創った私、遠藤緯己(えんどう いき 大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)英語科卒)がTMシステム入門講座(TMシステム-レベル2講座)を世に出した2023年より遡ること40年、変形(transformation:意味が変わらず形態が変わること)を英語学習の中心に位置づけた全く新しい英語教育が誕生した。
表看板は「大学受験英語専門」の塾、テキストは100%完全オリジナル、1レッスンは180分(大学の90分授業の倍)、と言っても、5分の休憩が入るか入らないかの正味3時間、各レッスンごとに学習テーマがあり、そのテーマの根本、原理、文法ルールから授業を起こし、そのテーマに関連した高度な精読問題で授業を締め括る。
例えば、「等位接続詞」が学習テーマなら、まず等位接続詞の第1原理の解説から始める。第1原理とは等位接続詞(and、but、or、変形生成した nor、for、副詞派生の so、yet)が何と何を接続するのかに係る文法ルールである。
そんなことはわかりきったいる、解説の必要なし――と、あなたも英語教師も参考書や文法書の著者も考えているようだが、現実に、かなりの人がわかっていない、誤解している。
例えば、句読法(punctuation)が学習テーマなら、まず、コンマ(,)、セミコロン(;)、コロン(:)、ピリオド(.)の4つの句読の間にどんな相互関係があるのか、英語の句読法の第1原理から授業を起こし、第2、第3原理と進み、技法レベルの句読法まで解説し、高度な精読問題で授業を締め括る。
以下の推薦文の「どんな簡単な文章にでも出てくるような単語(例えば and)や、コンマといったごく基本的なことでさえも、きちんと理解していなかったのだと気づかされました。」に注目!
私が英精教室を知ったのは雑誌ダカーポの英語特集を通じてで今まで学んできたものとは違う何かがあると感じ、大学生であるにもかかわらずこの講座を受けることにしました。
実際に受講してみて、確かに今までとは違う深い内容の授業で驚きの連続でした。新しい知識に戸惑うところもありましたが英文が捉えやすくなるのです。語順が入れ替わっていたり、省略があったり、簡潔な名詞化表現を含むような高レベルの英文が非常に捉えやすくなりました。またどんな簡単な文章にでも出てくるような単語(例えば and)やコンマといったごく基本的なことでさえも、きちんと理解していなかったのだと気づかされました。今まで英語に対してあまりに無知だったということになるのでしょう。
この授業では文法に関しては文法を重視しているといわれる受験英語よりも、はるかに根本的で有益なことが習得できる。また修辞法や句読法のように、受験でも大いに役立つのだが、受験英語では教わらないことも学べる。読解はもちろんのこと、作文という観点からしてもこれらの知識から学ぶべきことは多いです。
現在、国際化はますます進んでいます。英語で論文を読み書きしたり、商談したり、国際会議に参加する等、英語で他人の考えを理解し自分の考えを発表する場は増えていくでしょう。そういう場で必要とされる高度な英語力を身につけるには、英精教室で学ぶのが最良の道であると思います。
K. Y. 京都大学4回生の時入塾、1年間、休暇期の特別授業も含め、無欠席で受講し通した熱心な学習者。
なぜ「きちんと理解していなかった」のか、その原因、理由は明々白々――誰もきちんと教えなかったから。
『英文法解説』の「第14章 接続詞」は「Ⅰ 等位接続詞」で始まり、and の用法、but の用法、or の用法、その他の用法を解説しているが、「用法」の解説だけで、肝心要の文法の解説が全く見当たらない。つまり、以下3つの等位接続詞の文法に係る解説が全くない。
等位接続詞の文法を完全に理解することなく、等位接続詞の完全習得(thorough mastering)はありえない。
プロ英語教育TMシステム(完全習得システム)は等位接続詞の第1原理、第2原理から始める、アマ英語教育は「原理」を教えずに「用法」で済ます。プロとアマの学習レベルの差が学習成果に雲泥の差を生じることをプロは知っている。
TMシステムの3大英語理解:
変形を中核とした「大学受験英語専門」の「英語」は実質として、つまり、英語力をつける英語学習効果として、大学よりぐんと高いものであった。故に、私はこの新しい英語学習の場を「頂点クラス」と命名した。
この頂点クラスという名の全く新しい英語教育が進歩進化を極め結実完熟したのがTMシステムである。
頂点クラスの授業レベルは非常に高いこと、新しい英語学習を試す必要を感じるのは古い英語学習を十分試してきた人、また、新しいことを試すのは自分の能力に自信のある人――故に、トップレベルの受験校の高3生を対象として頂点クラス第1期生を募った。
その結果、大学受験英語専門の「大学」は主に東大を意味することになった。
日本の大学入試レベルの頂点は東大理Ⅲ(理科3類、医学部)――東大理Ⅲはトップレベルの受験校のトップを競う方々が受験するところ、そんな方々も集まり、頂点クラスは「頂点」効果満点のスタートを切った。
その後、授業時間は180分から150分になり、高1生から高卒性、大学生、社会人まで入塾する大学受験英語専門となったが、インターネット普及でオンライン講座の時代が到来、私は頂点クラスを超越したTMシステム完成に専念。
以下10人の授業感想は、頂点クラスが未体験の英語学習、初体験の英語であったことの証言である。
英精教室に通うことで、それまで自分が英語に対してどれだけ無知であったかを知った。そして、無知であることに気づかず英語を知っているつもりになっていた自分を恥じた。英精教室の授業を受け、英語という言語には、学ぶべきことがまだまだ多くあり、英語を学ぶことは面白いものであることがわかった。N. N. 平成10年東大文Ⅱ合格 洛南出身 高卒入塾
英精教室での授業は、僕にとって感動的であると同時にショッキングでもありました。というのも今までの自分の考えることのなかった、あるいは想像の限界を超えたものがそこにあったからです。しかし、それは好奇心の強い僕にぴったりでした。教室に通う度に新鮮な驚きに出会うことがとても楽しかったのが思い出されます。とても有意義な一年間をありがとうございましたF. H 平成6年東大理Ⅰ合格 東大寺出身 高3入塾
学校での英語の成績が少々良かった私の自身は英精教室の授業を初めて受けた時脆くも崩れ去りましたが、今ここまで英精教室の授業を受けてきて、その自信以上に大きなものが築かれたと思います。O. N. 平成9年東大文Ⅰ合格 洛星出身 高3入塾
You've broadened my view of English. I've learned a lot from your interesting lecture. Learning is happiness.N. H. 平成11年阪大医合格 星光出身 高卒入塾
英語を受験科目として捉えている学校の授業に飽き足らなく感じていた僕にとって、英語を言語として捉え、その仕組みを明らかにする英精の授業は非常に興味深いものでした。英精の授業を通して、本物の英語の世界に触れることができ、大変感謝しています。K. Y. 平成10年東大文Ⅰ合格 星光出身 高1入塾
1年間本当にお世話になりました。英語に対する見方が大きくかわりました。以前は理屈があってないという気がしても、そういうものだと丸暗記していたものにも、背後には歴然と論理性の筋道が通っていることを教わり、所詮言葉は人間のもの、つきつめれば理屈などない、とあきらめていた自分の言語観まで変わった次第です。I. H. 平成7年東大理Ⅰ合格 灘出身 高2入塾
高校時代を振り返ってみると、英語に関しては、高2の時、英精教室で学んだことが最も印象に残っております。ここで学んだことは何をも超越しているような気さえしています(今でもたまに復習しています)。僕が東大に入れたのも英精に行くことで勉強の波にのれたことが大きいと思います。本当にありがとうございました。Z. T. 平成2年東大理Ⅰ合格 洛星出身 高2入塾
今年の東大入試は数学が易化し、皆高得点をあげる中、僕は30点程度に終わってしまいましたが、それでも合格できたのは英精で鍛えた英語で無事高得点が取れたからだと思います。思えば、中学の時僕は英語が苦手で学年でも最低クラスの成績でした。高校に入って、英精の授業を受けるようになり、「変形」や「核文」の概念を学び、精読で構造把握力、さらには文章力を根本的に鍛えていただいたおかげで、卑近なところでは、英語の成績も劇的に上昇するとともに入試レベルの英文で悩むこともなくなり、さらには「言語」というものにも興味を持てるようになりました。文Ⅲを選ぶ決意が出来たのはそのおかげでもあります。Y. Y. 平成13年東大文Ⅲ合格 灘出身 高1入塾
先生の授業を受講させて頂いて、文法を全く違う観点から見る面白さを教わりました。また私は、選び抜かれた精読問題の読解方法に興味をひかれ、毎回先生の解答を聞かせていただくのを大変楽しみにしておりました。私のような生徒にはもったいない授業だったのでしょうが、価値ある英語学習をさせて頂いたことに心から感謝しております。ありがとうございました。S. E. 神戸女学院大学英文科3回生の時入塾
毎回期待に胸を膨らませ、授業を受け、満足感に浸って、家路につきます。不鮮明だったものが、徐々にclearになっていく心地よさは、何にも代えがたいものがあります。たったひとつの外国語も十分理解できない悔しさで何十年も英語にへばりついてきたのですが、先生の授業を受けさせていただく機会を得なかったら、これから何十年へばりついても今までと少しも変わらなかっただろうと思うとぞっとします。K. M. 立命館大学英文科を卒業後久しく「へばりついて」の入塾
頂点クラスの3の話
第1回東大実戦模試(駿台予備校主催)理系英語(氏名塾生、全員が各所属校で同模試英語の最高得点者)
ロングセラーを続ける『英標』と『英文法解説』の2冊でアマ英語教育と「アマ英語教育の悪循環」を語ることができる。ハイテク英語道場の「高レベル英語学習」の1ページ「英語教育のプロとアマ:『英標』はアマの指標」は『英標』によるアマ英語教育の検証。
『英標』との出会いは頂点クラス第1期生との出会に遡る。
その切っかけは特別サービスのユニークな作文添削指導であった。英作に不可欠なものはお手本だが、読解問題集の和訳を英訳すると、読解問題集は原文というりっぱなお手本付きの作文問題集に変わる。塾生の英訳を添削し、さらに私の英訳を添えるとお手本は2つとなり、「訂正された英作文プラス2つのお手本」の相乗効果で作文学習効果はぐんと高くなる。
手持ちの読解問題集の和訳を英訳し、その和訳と一緒に提出すれば、英訳を添削するだけでなく、私の英訳も付けて返すという作文指導を実践した。
その再利用の読解問題集の1つが『英標』であったという次第。『英標』の最初の50の例題全部の和訳を英訳した私は、『英標』に精通しているという次第。
TMシステムの今は「文法プラス技法」、頂点クラスは「文法プラス修辞法」の時代であった。
ここで2つ目の推薦文――「また修辞法などの授業は受験という狭い視野にとらわれず、」とあるが、当時の私は「修辞法」という狭い視野であった。
僕が英精に通ったのは高1の冬から高2の冬にかけてですが、英精の授業はそれを完全に消化できれば、受験レベルの英語は、余りにもくだらなく感じられると思います。授業の大筋をつかむだけでも、英文に対する感覚は大きく変わると思います。
実際僕の場合は高2の半ばあたりから参考書を使って勉強することはなくなり英文の本などを読むだけになりました。
George Orwellの「1984」「Animal Farm」「Homage to Catalonia」、D. H. Lawrenceの「England, My England」「Lady Chatterley's Lover」、Maughamの「Of Human Bondage」「The Summing Up」etc. を読んでいたのはこの頃です。また修辞法の授業などは受験という狭い視野にとらわれず、今後英文を読み書きする上で後々役立つものだと思います。
M. S. 灘高校から東京大学理科3類に進学、昭和61年度第2回東大実戦模試英語で全受験者(9541人)中1位の実力。
「英語は文法プラス技法のことば」という認識は、世界的にもTMシステムが初めてである。
なぜ、これまで英語の技法は英語の文法と並ぶ研究領域、学習領域でなかったのか?
この疑問は、この疑問の裏を問えば簡単に解ける。一体誰が技法を研究することになるのか?一体誰が技法を教えることになるのか?
技法は文法の領域ではないから、あちらの大学の文法学者は技法を研究しない(だから、こちらの大学の文法学者も技法を研究しない)。ライティングのプロであるあちらのジャーナリストや作家は技法に精通しているが、彼らは技法を使う人で、技法を教える人ではない。
修辞法(修辞学)は伝統的に学問領域であるが、言語学(linguistics)に組みするものでなく、また、英語に限るものでもない。例えば対照法に当たる英語は antithesis であるが、対照法は英語特有の技法ではない。
修辞法も技法の一部であるが、「英技法の中核は変形技法」と教えたのはTMシステムが初めて、そも、「英技法」なる用語を使ったのは恐らく私が初めてであろう。
TMシステムで「英語の文法と技法の全容を実際的に深く、深く実際的に教えきる」私は、当然、英文法だけでなく英技法も知り尽くしていなければならない。
英語の自然界を注意深く、じっくり観察することで修辞法の狭い視野から英技法の広大な視野を見晴らし、その全領域を、その全技法を把握し、それを体系化し、「文法プラス技法」のTMシステムを確立するのは長い年月を要するプロセスであった。
英語の技法の花形は、なんと言っても強調構文(emphatic construction)――しかし、強調構文と言われて、あなたが想起するのは it 型強調構文(TMシステムの用語)だけ、私は英語には40以上の強調構文があることを知っている(ハイテク英語第1道場でも「about 型強調構文」「形式主語型強調構文」が登場)。
40以上もある英技法の花形スター強調構文がアマ英語教育では端役になっている。
2006年、日本(恐らく世界的にも)初の英技法講座「英語、ことわざ10選」が誕生。
しかし、「英語、ことわざ10選」の「初」は英技法だけではない。
「英語、ことわざ10選」の初・初・初・初
日本の英語学習書の著者(主に大学教授)は「書かない著者」である。つまり、著者のライティングがない。著者と言っても編集者、つまり、著者自身が発見し、加えた新しい知識がない。要するに、これまでの著者は、英語の自然界を自分で観察、洞察する「自然研究者」ではなく、本から得た知識で本を書く「本研究者」である。本研究者は、例えば本に書いていない英語の構文があるなどとは夢想だにしない。
「英語、ことわざ10選」が全く新しい著作であるのは、「著者」が全く新しいから。
「英語、ことわざ10選」の10ページは著者のライティングから始まる。例えば「英語、ことわざ10選-1. Seeing is believing.」の冒頭は次の英文。
Believing without seeing is blind faith. Seeing without believing is a skepticism that's stubborn. Seeing is believing, as they say. So we can't help believing, while sleeping, in the reality of everything we see in our dreams, but on waking up, we open our eyes to the fact that a dream is but a dream. Again, there is an optic illusion, or rather delusion called mirage. We see it in the waking state, but we simply do not believe as far as we know it is a mirage. By the way, have you ever seen one? You need to see it to believe it. Aha!
(見もしないで信じるのは盲信。見ているのに信じないのは懐疑一徹。見ることは信じること――ですから、夢で見るものは全て現実、と眠っているときは信じずにはいられませんね。ですが覚めた目には夢は夢にほかならず。また、蜃気楼と呼ばれる錯覚というより視覚的惑わしもありますね。覚めた目で見ていますが、それが蜃気楼とわかっていれば信じないまでのこと。ところで、蜃気楼を見たことはありますか。それを信じるためにはそれを見る必要がありますよ。そうか!)
このページの学習テーマは、著者自身が発見し、洞察し、命名した「主・補 to 不定詞構文」(例えば、To see is to believe. のような「to 不定詞主語 + is + to 不定詞補語」の形態)。
主・補 to 不定詞構文は、TMシステムで「技法構文」と呼ぶ技法色の濃い構文の1つで、「技法の文法超越」という英語の超現象が見られる。
To see my mom witness Yeoh at work is to understand what she means to so many people around the world.(演技中のヨーを目の当たりにしている母を見ていることは、彼女が世界中のとても多くの人々に意味しているものを理解すること。)
出典:TIME 2022年12月26日、2023年1月9日合併号 p. 69Yeohは、2023年3月、アジア系女優として初めてアカデミー主演女優賞に輝いた Michelle Yeoh。
my mom はこの記事を書いた Lucy Feldmanさんのお母さん――だから、文法レベルでは不定詞(see、understand)の主語を fo me to see、for me to understand と表示した a.文になり、2つの for me を省略するのは非文法。
しかし、英語の現実では、主・補 to 不定詞構文の不定詞の主語を表示した a. は「非英語」――あなたは、今、まさに技法の文法超越という英語の超現象を witness!
■ 文法レベルの英文
■ 技法レベルの英文:it 型強調構文
■ 技法レベルの英文:主・補 to 不定詞構文
技法という魔法のつえ(magic wand)のひと振りで平凡な b. が非凡な c.、d. に様変わり――技法レベルの英文と文法レベルの英文では、英語のレベルが違う。
初めて主・補 to 不定詞構文を紹介した著者は自らもこの構文の持ち味のよくでた例文を作って見せる。
[百聞は一見にしかず」も「書く著者」は英訳して見せる。以下は「英語、ことわざ10選-1. Seeing is believing.」からの引用。
直訳なら、
意訳なら、
かのシェークスピアのかのハムレットのかの有名な科白、と言えば、
To be or not to be, that is the question. (生きるべきか、生きざるべきか、それが問題だ。)
ハムレット仕込み「百聞は一見にしかず」なら、
there is 構文仕立て「百聞は一見にしかず」なら、
「私は英語には40以上の強調構文があることを知っている(ハイテク英語第1道場でも「about 型強調構文」「形式主語型強調構文」が登場)」と言った手前、about 型強調構文の「百聞は一見にしかず」のおまけもつけておこう。
著者のライティングも新しい発見・洞察もない本研究者の著作とはまるで違う100%完全オリジナルの「英語、ことわざ10選」である。
2006年、ハイテク英語第1道場――2006年は技法がテーマの無料オンライン講座「英語、ことわざ10選」と「文法プラス技法」で「変形プラス変形テクニック」の有料オンライン講座「ハイテク英語第1道場」がこの世に出た年。
以下はいずれも受講当時40代男性の感想。
目の覚めるような第1道場を開いてくださりありがとうございました。
英語学習の道半ば、この講座に出会い、その独創性、レベルの高さに驚嘆しました。「『実際的に深く、深く実際的』な文法プラス技法の英語学習体験」――まさに看板に偽りなし。これほどの英語学習体験に出逢ったのは初めてのことです。
以前から私が英語という言語に対して漠然といだいていた疑問がこの講座によって氷解したことはもちろんですが、それ以上に、全く未知の英語の捉え方を知り、本当に驚いています。
要するに、大学を出て20年以上たってアマ英語学習から目が覚め、プロ英語学習で英語に開眼したという話。
この「第1道場」はいわば第1ハイテク英語第1道場、2022年開講のハイテク英語第1道場(TMシステム-レベル1講座)は2006年版と中身が全部違う。
また、2023年開講のTMシステム入門講座(TMシステム-レベル2講座)も2006年版第1道場の焼き直しではなく、新しい講座。
この間17年、頂点クラス開設より40年、プロ英語教育のプロ英語学習は常に進歩進化し続けた。
これだけの進歩進化が可能であったのは、英語それ自体が非常に進化した言語である故。
英語学習の行き着くところはライティング領域――「変形方式」と「英語の基本5変形」が学習テーマのTMシステム入門講座には、しかしながら「驚嘆」せずにはいられない10の「ライティング実習」があり、「本当に驚いて」いただくことになる。
今や、TMシステム入門講座は、それ1つで英語革命(英語学習革命)ときっぱり言えるまでに進歩進化したプロ英語学習となった。
洛南高校から東京大学理科3類に進学した佐々木欧さんの推薦文で「熟成40年プロ英語:私とTMシステム」を結ぶ。
私は英精教室と出会うまでは、英語といえば暗記の集大成であると考えていました。浪人生活がスタートして間もなくダイレクトメールを受け取り、試しに受けてみようか、ぐらいの気持ちで受講を始めたことを覚えています。当時の私は、英語は得意科目であったものの高校2年生の頃から英語の点が伸び悩んでおり、しかも参考書は一通りやり終えていたので、何をすればよいのか見当もつかないといった状況でした。そして、英語の読解というのは構文集にのっているような紋切り型の構文に当てはめて、単語をひとつずつ日本語に置き換え、あとは適当に助詞などを補って日本語に直すことだ、という印象を抱いていました。
英精教室の授業が始まって間もなく拡大原理や変形原理といった概念を初めて教わり、英語の根本原理であるといわれ、正直なところ「ほんまかいな」と思いました。というのも参考書にはどこにもそんなことは書いていないからです。しかし授業を重ねるごとに、実例を使って実際に自分の手で試してみるうちに、その正しさを理解するとともに私の英語観は根底からくつがえされ、いかに自分が表面的にしか英語をとらえていなかったかを思い知らされました。今まで読み飛ばしていて「何となく」しか英語の文章を吟味できていなかったのが、「ここまで緻密に表現されているのか」と知ることによって、自分でどんどんパズルを解きほぐすような新鮮な面白さに出会うことができました。一方で、「このようなことを前にもみたな」という漠然とした頭の中でのアナロジーを解析することで、「ああこれだったのか」と気づいた時の喜びも捨て難いものです。どちらにせよ、論理的に解析する方法論と、その道具を手に入れられたということは、何物にも換え難いことです。
英文を読解すること、即ち筆者と対話することとは、水面からわずかに頭をのぞかせた氷山の一角をたよりに、自ら海に飛び込んで海中深く没した氷山の本体に直接触れることなのです。構文集をたよりに氷山の上をあてどもなく歩き回っていても大した収穫はありません。氷山が大きいほど、水面下に没した部分も大きいのです。真珠取りが石を腰にしばりつけて海の底へ潜って真珠を採るのと同じように、拡大原理や変形原理に裏打ちされた数々の試金石を身につけて、海中深くに没している氷山の本体にふれることこそが真の英文読解であり、そのほかのなにものでもありません。
英精教室と出会い、真の英文読解法を実践させていただけて私は本当に運がよかったと思います。予備校や、大学などでも、様々な英語教育を受けてきましたが、真の英文読解法を伝授していただけたのは英精教室だけでした。授業ノートを見返して新たな発見をすることが多く、まだまだ未熟だなと思う日々です。
プロ英語学習の1つの売りは、英語学習にコクがあることだ。プロは英語を美味しく料理する。だから学習者は英語の旨み、醍醐味をとことん味わえる。英語は味わい深い言語である。
限りある時間と
限られた努力と
最低限の料金で
学習者を着実に
確実に習得まで
導くのがプロの
英語教育である
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どだい、土台が違う
木造平屋建ての土台でビルは建てられない。3階ビルの土台に30階高層ビルは建たない。英語ができるといっても、いわば平屋の英語力と、いわば高層ビルの英語力の違いがある。
どこまで英語力を伸ばせるか。
どこまで実力が積み上がるか、
それは、土台で決まる。
世に、ネイティブ級ライティング力の超高層英語力を
現実に実現できる英語教育は、TMシステムあるのみ。
重たい英語学習を避けるなら、
どこまでも、どこまでも、どこまでも
軽い英語力でいくしかない。
深い英語学習を避けるなら、
いつまでも、いつまでも、いつまでも
理解の大不足のままでいるしかない。